オーディオブックは非常に便利なツールですが、あまり向いていない人やうまく活用できない人がいるのもまた事実です。
オーディオブックは月額固定サービスのため、それほど金銭的な打撃はありませんが、それでもやはりうまく使えない人は使うべきではないでしょう。
この記事では、オーディオブックが向いていない場合やデメリットについて解説をしていきます。

オーディオブックのデメリット
場所を選ばず、どこでもながら聞きが出来るオーディオブックですが、もちろんデメリットも存在します。
あえて大きく3つに絞ると
- 取り扱っている数が少ない
- ビジュアルが使えない
- 読みたい場所をすぐ探せない
こんな感じかなと思います。
取り扱っている数が少ない
当たり前ですが、オーディオブックで聴ける本のほとんどは既に紙で出版されているものです。
紙で出た本の中でも名著と呼ばれるものだったり、人気の高いものから順にオーディオブック化されるケースがほとんどです。
人気の本であればオーディオブック化されているケースもありますが、とはいえ、紙の本と比べるとボリュームの差は明らかです。
実は、こうしたオーディオブックは再作成の際の著作権や利権の関係で、オーディオブック化ができない本も多いのです。
とはいえ、最近は日本でもAudiobook.jpやAudibleに非常に力を入れており、取り扱う冊数は非常に増えています。
ただ、読みたい本がない可能性も十分あるため、オーディオブックだと読めない本があるというのは大きなデメリットだと言えます。
ビジュアルが使えない
本は活字がメインですが、必ずしも文字だけが本の伝達手段ではありません。
図表や写真、イラストなど、活字以外の伝える方法が本にはあります。
しかし、オーディオブックはビジュアルなどを使った表現をすることが できません。
最近のオーディオブックは巻末にビジュアル部分だけまとめてDL出来るものもありますが、図表の多い本についてはオーディオブックはあまりおすすめができません。
もし、図表の多い本を読みたい場合はオーディオブックよりも本を買うのが良いでしょう。
読みたい場所をすぐ探せない
多くのオーディオブックはチャプター別に音声が切り分けられており、読者は好きなチャプターから聴くことができます。
しかし、紙のようにパラパラとめくって自分の読みたい場所を探すといったことができません。
これは、オーディオブックの一つの弱点と言えるでしょう。
もちろん、オーディオブックでも早送りを使って飛ばしたい場所に飛ぶことはできます。
しかし、読書のようにななめ読みをして、気になる場所だけ精読するといったことはできません。ここは聴き本の大きなデメリットですね。
途中から聞く場合、あくまでチャプターごととなってしまうため、どのチャプターに聞きたい箇所があったのか把握をしない限り、読みたい場所に行くことができないのは大きなデメリットです。
デメリットと使い分けのまとめ
上記の内容を踏まえて、オーディオブックのデメリットをおさらいしておきましょう。
- 取り扱っている数が少ない
- ビジュアルが使えない
- 読みたい場所をすぐ探せない
こうしたデメリットはありますが、逆に言えば以下のようなケースの場合オーディオブックを活用するメリットがありそうです。
- 欲しい本がサービスの中にある!
- 主に音声学習に活用したい
- 基本流しっぱなしで何度も同じ本を聴きたい
まずは、聞きたい本がサービスの中にあるかどうか調べるのが重要です。
おすすめのサービスは以下の2つなので、まずはこちらをみてみましょう。